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「寄付だけに頼らず、少しでも自立した運営、経済的に自立できる職場の提供ができないかな?」
との思いから、小さな部屋の一室で手作り石鹸を作り始めました。ミャンマー100%にこだわり、最初は、手探りでのスタートでした。 日々、試行錯誤をし、改良や試作を繰り返しようやく、とても身体と環境に優しい石鹸ができました。

 


MESOap は、ココナッツオイルをベースに全てミャンマー産の植物オイル(パームオイル、キャスターオイル)を使用し、天然ハーブやエッセンスを加えて作っています。

石鹸は、酸性の油脂をアルカリで加水分解させて 鹸化(けんか)させることでできあがります。MESOapは、この鹸化の際に加熱による酸化ダメージをできるだけ受けないように、あえて加熱をせずに ゆっくりと時間をかけて 反応熱だけで鹸化させて作るコールドプロセス製法 (冷製法)で石鹸を作ることにしました。

コールドプロセス製法は、出来上がるまでに 手間ひまかけて、1ヶ月以上はかかってしまう手法なのですが、「せっかく、お肌に良い、素早く溶けて流れ落ちる 融点の低いオイルを使っているのだから、その成分を劣化させないように」と、また 「鹸化反応によって自然にできる、お肌に優しい天然保湿成分グリセリンをそのまま生かしたい」、「ミャンマーで私たちが作った“良い石鹸”を多くの人に使ってもらいたい」、そんな彼女たちの想いが、ゆっくり、じっくりと長い時間をかけて熟成させて作るコールドプロセス製法の優しい石鹸につながりました。

このようにすべての工程を手作業で約2ヶ月かけて、丹念に大切に大切に作られた、完全な手作り石鹸のMESOapは、ミャンマーで作られている「ミャンマー産」であることにこだわり、パッケージにもミャンマーのシャン州南部で天然素材から一枚一枚作られている手漉き紙を使用し、一つ一つ彼女たちの手で包装されています。(石鹸は品質保持のためフィルムでラップされた後に手漉き紙で包装されています)

 

最初は、ココナッツオイル、パームオイル、キャスターオイル、に 水 そして、ライムのエッセンシャルオイルという、シンプルなナチュラルソープを作っていました。 しかし、今では、ミャンマー産のタナカ、竹炭、モリンガなどを加えたバリエーションもできました。

もちろん、MESOapは、鹸化に不可欠な苛性ソーダ以外、防腐剤、人工香料、凝固剤などの化学成分は一切使用していません。オイル類はすべて天然由来原料です。 合成界面活性剤無添加石鹸は、一日でその成分のほとんどが自然に水に中和されると言われています。 お肌に優しいだけではなく、環境にも優しい石鹸です。

 

完全な手作り石鹸のMESOap は、ミャンマーの女性達が、自分達の経済的な自立を目指し毎日作っています。そこで彼女達がこだわりたかったのは、ミャンマーで作られている「ミャンマー産 = Made in Myanmar」であることでした。それは、「生産地がミャンマーであることだけではなく、使用する材料もミャンマーの大地で出来たものを使う」ということに つながりました。そして、ミャンマーの広大な大地で太陽の下、育まれた元気のいい植物達を存分に使い、自然恵み豊かな石鹸MESOapが、生まれたのです。

 


名 称   ココナッツオイル/ココヤシ(椰子) 英 名   Coconut Oil
抽出部分   果肉 酸 化   酸化しにくい
  濃オレンジ色 香 り   甘いココナッツの香り
浸透力   普通 融 点   約25度で液化
特 徴  

椰子の果実の胚乳を乾燥させた「コプラ (英: copra) 」から搾られた油です。このココナッツオイルは、硬く、洗浄力があり、クリーミーな泡立ちのの良い石鹸作りには欠かせません。
また、石鹸のアルカリ度を下げ石鹸をマイルドにします。ココナッツオイルは、融点が低く、約25度で液体になるため、体温で容易に溶け、キャリアオイルのなかでもっとも軽いオイルともいわれています。使用感もさらっとした感じで、洗い流す際に肌にしつこく残りません。その為、余計な油分が肌に残留することが少なく、洗い上がりの際に肌の性質によっては「しっとり感」が少ないと感じる場合がありますが、そこは、他のオイルをブレンドすることで補うことができます。
他にも、熱や空気に触れても酸化しにくい( 190度まで酸化に耐えられる)という性質も、ココナッツオイルの重要な特徴です。


名 称   パームオイル /アブラヤシ 英 名   Palm Oil
抽出部分   果肉 酸 化   酸化しにくい
  オレンジ色 香 り   微香[甘いココナッツの香り]
浸透力   普通 融 点   約25度で液化
特 徴  

主な成分は、パルミチン酸約50%、オレイン酸約45%、リノール酸約10%、ステアリン酸約5%、ミリスチン酸約1% などが含まれ、酸化安定性に優れ、 保湿力があり、肌荒れ防止効果があります。

脱色精製していないパーム油には、ビタミンE、カロチンが含まれているため、肌の傷修復作用を持つと言われています。また、ココナツオイルとパームオイルをブレンドした石鹸は、溶けて崩れにくくなり、きめこまかい豊かな泡立ちで、泡持ちも良くなるのが特徴です。


名 称   キャスターオイル / ひまし油 英 名   Castor Oil
抽出部分   トウゴマ(唐胡麻)の種子 酸 化   酸化しにくい
  淡黄色 香 り   微香[独特の香り]
浸透力   ゆっくりめ 融 点   約25度で液化
特 徴  

キャスターオイルは 粘り気のある、とても保湿力のある( シノール酸には水分と親和する性質があります)オイルで、きめこまかい豊かな泡立ちの透明感のある石鹸を作ります。 キャスターオイルには、リシノール酸が90% 以上含まれています。このリシノール酸には、 自律神経の働きを正常化させる働きや、免疫機能が向上させる働きや、抗菌作用があり、デドックス(体内の老廃物や毒素を排出する)働きがあるといわれ、 インドのアーユルヴェーダでは、腰痛、坐骨神経痛リュウマチ、黒色便の排泄を促す通痢剤として用いられています。また、香りを持続させる作用があるので、ブレンドすることによって香りの持ちがよくなります。 そのような点からも髪のお手入れにも使われているオイルです。


名 称   ライム精油 英 名   Lime oil
抽出部分   果皮 抽出方法   圧搾法、水蒸気蒸留法
香 り   シャープな にがみのある甘い香り      
特 徴   ライムのエッセンシャルオイルは、柑橘系のフルーティーな清々しい甘さに苦味のある爽快な香りのオイルです。 ビタミンCを多く含み、気分をリフレッシュさせる働きがあります。 ライムには、収れん効果があり、肌を引き締め効果が期待できます。また、古くから、強壮作用、解熱作用、健康回復作用、抗ウイルス作用、殺菌作用、殺虫作用、止血作用等が注目されてきました。

名 称   タナカ / ゲッキツ 英 名   Thanakha
抽出部分  

樹木

抽出方法   乾燥・粉末
香 り   微香      
特 徴  

2000年以上、ミャンマーのすべての女性が使用している伝統的な化粧品の「タナカ」。赤ちゃんから大人まで顔にたっぷりと塗っています。タナカ(ゲッキツ)の樹木の表面を石盤に水を加え、摺って使います。これを顔や体に塗ると、清涼感があり、 紫外線を遮断し、日焼け止めやかゆみ止めとしての効果があります。 また、抗炎症成分や保湿効果の高さ、ホワイトニング(美白)効果があるという点や、毛穴を引き締める効果、余分な皮脂を吸着するという効果も注目されています。


名 称   竹炭 英 名   Bamboo Charcoal
抽出部分   樹木 抽出方法   炭化・粉末
香 り   無臭      
特 徴  

竹炭は、消臭、脱臭効果「 においの元となる物質を物理吸着 ーアンモニア(汗、尿等に含まれる)、ホルムアルデヒド、ベンゼン (自動車の排気ガス、タバコの煙などに含まれる)、トルエン、インドール( 口臭、大便、屁などに含まれる)、ノネナール(中高年の特有臭、いわゆる加齢臭)等を吸着する性質」がある事は有名です。そのほかにも飲み水に入れてカルキ臭や不純物を吸着し、 竹炭に含まれるカリウム・マグネシウムなどが放出 して味を美味しくしたりと近頃では様々な効果が知られています。そして、これらのこの炭の吸着力(竹炭の吸着力は木炭の10倍以上あると言われています )を石鹸に用いることで、古い角質や毛穴につまった皮脂や汚れをしっかり吸着させ、スッキリと洗い落とします。


名 称   モリンガ・オレイフェラ 英 名   Moringa
抽出部分   樹木・葉・種子 抽出方法   モリンガをパームオイルに1ヶ月漬け込んだ抽出油使用
香 り   無臭      
特 徴  

東南アジアでは、果実、葉が野菜・スパイス・民間薬などに用いられている木です。日本ではさほど知名度の高い植物ではありませんが インドのアーユルヴェーダでは「モリンガは300の病気を防ぐことができる」と書かれています、それはなぜか? モリンガには、 ギャバ、ポリフェノール、 ビタミン類(ビタミンA, B1, B2 ,C, E)や亜鉛、カルシウムやカリウム、リン、 ナトリウム、 必須アミノ酸であるリジンやフェニルアラニン、ロイシン、スレオニン、バリンなどの多種多彩な栄養素が、極めて高いレベルでバランスよく含くまれています 。また、育毛に関係しているといわれるポリフェノールの高い含有率も注目を集めていますし、ヒアルロニダーゼという酵素の働きを阻害し、真皮に多く存在するヒアルロン酸(皮膚組織の水分量を保つ働きのある成分)の減少を押さえるという点も注目すべき特徴のひとつです。そんな、奇跡の木「モリンガ」をミャンマーの人たちは、知ってか知らずか、昔から普通に食べてきました。ミャンマーから、このモリンガの奇跡を石鹸につめてお送りします。しみ、シワ予防、老化防止、デトックス効果、アンチエイジング効果などの肌質改善が期待し、多くのユーザーにご使用いただいています。

 

 

ここまで、MESOap の想いや、材料のことなどをご紹介してきました。

 

文頭にもかきましたが、MESOapは、鹸化の際に加熱による酸化ダメージをできるだけ受けないように、あえて加熱をせずに ゆっくりと時間をかけて 反応熱だけで鹸化させて石鹸を作るコールドプロセス製法 (冷製法)で石鹸を作っています。コールドプロセス製法は、出来上がるまでに 手間ひまかけて、1ヶ月以上はかかってしまう手法なのですが、「せっかく、お肌に良い、素早く溶けて流れ落ちる 融点の低いオイルを使っているのだから、その成分を劣化させないように」と、また 「鹸化反応によって自然にできる、お肌に優しい天然保湿成分グリセリンをそのまま生かしたい」、「ミャンマーで私たちが作った“良い石鹸”を多くの人に使ってもらいたい」、そんな彼女たちの想いが、ゆっくり、じっくりと長い時間をかけて熟成させて作るコールドプロセス製法の優しい石鹸につながりました。 そして、その製作過程、石鹸液を作る事から、型入れ、型抜き、包装までの全てにおいて、彼女達の手作業で行われています。


         
         


このように MESOapは、一つ一つを丁寧に手作業で作っているため、まだまだ大量生産はできません。

 

是非、この機会に私たちが一生懸命作った石鹸を使ってみてください。 そして、みなさまのご意見やご感想をお聞かせください。
みなさまに気に入っていただいて、よろこんで使っていただけるように、これからも ひとつひとつを大切に作り、ミャンマーからお届けします。



 




 
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